2022年度がん看護専門看護師海外研修助成事業公募
事業の目的
がん医療・看護の最新の知見及び、専門的な知識を深め、臨床能力の質向上を図ることを目的として、日本のがん看護専門看護師を米国のがん専門病院に派遣し、実地研修を行う。
※2022年度の研修は、新型コロナウイルス感染拡大のため、米国への渡航は困難であるため、on-lineワークショップを行い、米国の高度実践看護師らとの交流をはかる。
応募の概要
応募対象 | 基本的な英語でのコミュニケーション能力があるがん看護専門看護師、およびその候補者(大学院CNSコースを含む)で、本研修でがん看護および薬物療法に関連する海外最新情報の収集及び提供ができ、研修結果をがん患者及びその家族を対象とする臨床実践に生かす意欲のある者 On-lineでの交流にあたりPCやインターネット環境が準備できる者 プログラムの全日程に参加できる者 |
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研修方法 | On-line(Zoom) |
研修内容 | University of California, San FranciscoのCancer Center (がん専門外来センター)の高度実践看護師らとのがん看護に関するon-lineワークショップを行う。 テーマは、固形がん患者への外来看護を中心に展開し、入院時の看護や血液系や幹細胞移植については含まない。高度実践看護師等から、最新の実践内容と共に、その役割やリーダーシップについて話を聞き意見交換を行い、交流を通して、高度実践看護の役割拡大に向けた展望を拡大する。 |
講師 | Marisa Quinn (UCSF Infusion Center Director) Emely Alfaro (UCSF Infusion Center Clinical Nurse Specialist) Tammy Baltic (UCSF Infusion Center Nurse Practitioner) Debby Halmolsky (UCSF Former Clinical Nurse Specialist) Tara Lacey (UCSF Cancer Center Nurse Practitioner) Kayo Tsuruta (UCSF Cancer Center Surgery Practice Nurse) Motoko Ishii (UCSF Infusion Center Nurse Practitioner) ※変更の可能性あり |
コーディネイト | 梅田恵(日本がん看護学会 教育研究活動委員会) 入江佳子(日本がん看護学会 教育研究活動委員会) |
研修日 | 2022年8月27日(土)9:00~12:00 オリエンテーション・プレミーティング 10月1日(土)6:45~12:00 ワークショップ 10月8日(土)7:00~12:00 ワークショップ ※体験したことをまとめるための参加者同士のミーティングを随時開催 |
募集人数 | 研修者約12名 |
参加費 | 無料 小林がん学術振興会からの助成金で賄われます。 |
研修予定
日時(曜日) | 概 要 |
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DAY1 8月27日(土) 9:00~12:00 |
UCSFがんセンターの概要 (Motoko Ishii) ワークショップ・オリエンテーション ・自己紹介 ・事前課題 ・参加者ミーティング |
DAY2 10月1日(土) 6:45~12:00 |
6:45 がん外来治療センターにおけるCNSの機能・役割 (Emely Alfaro) 8:00 がん外来センターにおけるNurse Practitionerの役割・サバイバーシップ (Tammy Baltic/Tara Lacey) 9:00 がん外来治療センターにおけるリーダーシップ・キャリアデベロップメント (Marisa Quinn) 10:00 がん外来における看護師のトリアージ (Kayo Tsuruta) 10:30 がん外来治療センターにおけるAdvanced Practice Nurseの役割・協働 (Motoko Ishii) 11:00 ワークショップの振り返り、次回までのタスクの確認 注意:上記講義時間&内容の変更の可能性あり |
DAY3 10月8日(土) 7:00~12:00 |
7:00 病院・地域におけるCNSの役割・アドボカシー (Debby Halmolsky) 8:00 インフュージョンリアクション・脱感作 (Pharmacist) 8:30 意思決定サポート 9:00 Cancer Acute Care Clinicのプログラムディベロップメント (Emely Alfaro) 10:00 Cancer Acuter Care Clinicのナースプラクティショナーの役割 (Motoko Ishii) 11:00 交流会・Q&A (Motoko Ishii) 注意:上記講義時間&内容の変更の可能性あり |
応募期間 | 2022年6月6日(水)~ |
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応募締切 | |
選考方法 | 応募多数の場合は選考を行い、理事会で決定 |
選考結果 | 2022年7月20日(水)以降 採否を通知 |
研修後報告書提出期限 | 2022年11月30日(水)17:00 |
応募条件
- 1)応募対象者はがん看護専門看護師およびその候補者(大学院CNSコースを含む)とする。また、全プログラムに参加できること。
- 2)一般社団法人日本がん看護学会の会員であること。
- 3)研修者は、海外研修チームとしてスケジュールに沿って、自己の資質の向上をはかれるように主体的に活動ができる者とする。
- 4)本研修では同時通訳が付くが、積極的に質問、意見交換をして、研修成果を高め、その報告ができる者とする。
- 5)選考は、広くがん看護の質の向上を図るために、今までに海外研修の助成を受けた経験がない者を優先する。
申請方法
- 1)参加希望者は、下記の応募フォームより申し込みを行ってください。
申込はこちら:応募フォーム - 2)参加可否はE-mailで7月下旬に通知します。
研修結果の提出
- 1)研修を受けた方は、2022年11月30日(水)17:00までに研修結果報告書を日本がん看護学会の事務局にE-mailにてお送り下さい。
その他
- 1)個人情報は日本がん看護学会の事業遂行の範囲内でのみ利用します。
- 2)ご質問は日本がん看護学会の事務局へお問い合わせ下さい。
申込先および問い合わせ先
一般社団法人 日本がん看護学会 事務局
〒 550-0001 大阪府大阪市西区土佐堀1丁目1番23号
コウダイ肥後橋ビル3階D号室
FAX: 06-6447-2877
E-mail: